STRUCTURE 構造

見えない部分へ細かい配慮と取り組み

構造|ザ・パークハウス大崎
建ってからでは見えない部分についても、プロの目で責任をもってチェック。しっかりつくったものに対して、自らが責任を持つとともに、その品質をお客様に「きちんとお伝えする」という品質に対する考え方が導入されています。

安全な基礎設計


綿密な地盤調査

敷地の地盤の性状を把握し、設計施工上の資料を得るため、土質の試験や標準貫入試験など、綿密に地盤の調査が行われています。そして建物に対して最も適切な基礎方式が決定されます。

PHC杭(既製杭)
プレボーリング拡大根固め工法

プレボーリング拡大根固め工法は、掘削ロッドを用いて、掘削液を吐出しながらプレボーリングを行い、地盤を泥土化させた掘削孔を設け、支持層に拡大根固め球根を築造し、そして既製杭を挿入する埋め込み工法の一種です。


すべての杭先端地盤を確認

杭の施工を確実に行うため、試験杭により、地盤調査を実際の土質が同じかどうかが検査されます。施工したすべての杭について、電流計やトランシット等により、●支持層まで達しているかどうか ●垂直に掘られているかどうかの検査が行われます。

建物の強度を高める取り組み

粘り強さをアップする配筋方法

構造|ザ・パークハウス大崎
建物の柱(柱梁の接合部分及び間柱は除く)の部分に巻く鉄筋(帯筋)は、スパイラル状(スパイラルフープ)もしくは溶接閉鎖型にし、柱の粘り強さが高められています。

床のスラブはダブル配筋

構造|ザ・パークハウス大崎
床のスラブはダブル配筋とし、床や壁のコンクリートの中に鉄筋を配することで、強度が確保されています。

二重床・二重天井

構造|ザ・パークハウス大崎
コンクリートスラブと仕上げ材の間に空間を設けた二重床、二重天井が採用されています。将来のメンテンナスやリフォームに対応しやすい構造です。

その他の建物強度を高める取り組み

三菱地所レジデンスでは
資格保有者のみの作業が行われています

鉄筋を繋ぐ技術は、鉄筋の強度を決める重要なポイントです。三菱地所レジデンスでは、資格保有者(※)のみの作業が行われています。人が手作業で行うことが多い建築現場だからこそ、厳しいチェックを行い、一定のレベルの技能者を揃えることから始められています。
※最高レベルである「手動ガス圧接技量資格者(4種)」

複雑な揺れから建物を守る
エキスパンションジョイント

平面形状や立面形状が不整形な建物は、地震時に複雑な揺れ(ねじれ振動)を生じ、大きな損傷を受ける可能性があります。これらを防止するため、建物の構造体を複数の整形なブロックに分離し、建物同士を繋ぐエキスパンションジョイントが設けられています。

コンクリートの耐久性


確かな品質管理

コンクリートは固まってしまうと品質の差がわかりません。重要なのが、設計時さらに建設現場での建物の品質管理です。確かな品質のコンクリートで建築するために、三菱地所レジデンスではクオリティインスペクター制により、工事段階でも厳しくチェックする体制が整えられています。

強度を確認する
圧縮強度試験

コンクリート技士による管理のもとで配合され、現場で打設されたコンクリートの一部をサンプルとして保管し、所定の期間が経過後固まったものに実際に圧力を加えて、想定した以上の強度があることが確認されています。

コンクリートをしっかり
チェックする受入検査

工場から建築現場に届いたコンクリートは、まず受入検査が行われます。コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度などをチェックするもので、この検査で確認した後、ポンプ車に送られ型枠に流し込まれます。

コンクリートの水の量は175/㎥以下

1㎥のコンクリートを作る際に使用する水の量は、通常より少ない175/㎥以下とし、コンクリートの耐久性がアップされています。
※JASS5標準仕様:通常の単位水量は185㎏/㎥以下。 
※評価対象部位のみとなります。

外壁・屋根の耐久性

タイルの施工も引っ張り
試験でしっかりチェック

貼り終わったタイルは、施工後剥離することがないように、接着力試験機で引っ張り試験を行いチェックされます。

ひび割れを
生じにくくする目地

外壁の伸縮を吸収するために要所に誘発目地を設け、その他の部分でのひび割れが生じにくくされています。

タイルはコンクリートの
ガードにひと役

外壁のタイルは、美観を演出するだけでなく、コンクリートの耐久性を高める役割も担っています。コンクリートは、風雨にさらされると化学反応を起こし、中の鉄筋が錆びてしまう恐れがありますが、タイルや吹付タイルなどによりしっかりと守られています。

最上階の屋根はコンクリートの外に断熱材を

最上階の屋根部分は、過酷な気象条件にさらされることを想定しさまざまな工夫がなされています。室内への雨漏りの原因となる水たまりができないよう、コンクリート躯体で勾配を取り、アスファルトによる防水処理が行われています。また、太陽熱の影響でコンクリートが熱膨張を起こし、ひび割れを起こすことを防ぐために、外断熱(一部内断熱)処理が施されています。
※コンクリートについての説明は、住棟(住宅を含む建物)の壁、床、柱、梁、基礎等に使用されているコンクリートについてのものであり、電気室やゴミ置場等の付属建物、機械式駐車場ピット等の工作物、外構の塀や擁壁、花壇の基礎等、その他エントランスアプローチや駐輪場等土間や杭に使用されるコンクリートは対象外となります。
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